
小学校のPTAって、何するの?

小学校のPTAって、何がどう大変なの?
そんな疑問を持つ小学校入学前のお母さんへ向けて記事を書きました。

こんにちは!
えっこ(@ecco_chaaaaan)です♡
現在PTA役員をしており、先日その仕事がほぼ終了しました。
3人の息子たちを小学校に通わせ始めて、もうすぐ丸8年。
その内2年は委員、その後、役員を2年経験し、トータル4年でPTAというものがどんなものか、だいぶ分かるようになりました。
一番に感じているのが、実際にやってみると、ネットの情報とは違う面も多々あるということ。
大変なこともあるのですが、やって良かったというのが正直な感想です。
そこで今回は、小学校入学前のお母さんたちへ、小学校PTAの体験談をお伝えして、どう良かったのか、また、大変だったことは何かをお伝えしたいと思います。
今からお話しする内容は、あくまでも息子たちの通う小学校の一例ではありますが…
ただ、もし嫌なイメージしかなくて不安に思っている方がいれば、この記事を読んで少しでも気を楽にしてもらえたらと思います。
まず小学校PTAの疑問にお答えします。
入学したら自動的に入会するPTA。
まずは、様々な疑問にお答えしてみようかと思います。
息子の小学校はこんな感じです。
①PTAの仕事って?
これは学校によって、様々だと思います。
息子の小学校では、下記の3つの部署があり、以下のような内容の仕事をしていました。
- 保護者向けの広報誌を作る部。
- 保護者同士の交流会を企画する部。
- 保護者向けの図書管理や親子での交流会を企画する部。
私は4年間、2番目の「保護者向けの交流会を企画する部」にいました。
3つの部が共同で行うものもあり、運動会のお手伝いや帰宅後の地域巡回などは、全ての部署が協力してやっています。

3つしか部署がないのは、たぶん、他の学校と比べると少ない方なのではないかと思います。
➁「役員」と「委員」では、何がどう違うの?
簡単に言えば、役員は役職が付いているけど、委員は役職がついていません。
会社で例えるなら、役員は部長で、委員は平社員。
PTA会長、副会長、書記は役員の部類に入ります。
③PTAはどうやって選ばれるの?
ウチの学校は、話し合いです。
出来る人がやるスタイルで、基本的には立候補制。
立候補者がいなければ、先生から個人的に後からお願いがあります。

よく聞かれる”くじで決める”やり方は、していませんよ~。
近隣の学校は、保護者全員が必ず何か役割が当たるらしいと聞きました。
仕事が細かく分かれていて、やらない人が出ないように割り振りしているとか。
この辺りも、学校によりけりですね~。
④いつ行なわれるの?
ウチの学校は、部によって開催時間が違います。
昼間に集まる部もあれば、夜に集まる部も。
私の所属していた部は、昼間に集まることはほとんどありませんでした。
仕事を休まなければいけないということはなかったので、参加しやすかったですね。

また、どの部も弟・妹を含む子連れの参加もOKでした。
⑤早めにやっておいた方がいいの?
ウチの学校は、特に関係なかったです。
低学年でやろうが、高学年でやろうが、仕事内容が変わることはありません。
卒業にあたっての仕事は、6年生の保護者がPTA活動とは別にやることになっているので…。
学年は全く関係なかったです!
実際のところ、PTAの何が大変なの?
これはお答えするのがすごく難しいのですが…
何が大変かは、”人によってそれぞれ”というのが正直なところです。
仕事をしている人にとっては昼間の集まりはスケジュール調整が大変でしょうし、逆に低学年や小さい子がいたりすると、夜の集まりは負担が大きいですよね。
一緒に仕事をする人が協力的な人であればいいけど、こればかりは運の要素も大きいです。
仕事内容も、それぞれ得意不得意があるでしょう。
環境や感じ方はそれぞれなので、”これが大変”とは言い切れないのが正直なところです。
ちなみに私が大変だと思ったのは、役員をやったことですね。
部署のリーダーになり役員をやった2年間は、自分が何かと先陣切って仕切らなきゃいけないので…
「委員」はすでにやることが決まっているので、別に大変ではなかったです。
また、よく聞く
- 体力面が大変。
- 無駄な仕事が多い。
- 非効率的。
は、特に感じることはありませんでした。

歴代の役員・委員さんが、効率的に仕事が出来るよう工夫してくれていたんじゃないかと思います。
PTAをやって良かったこととは?
- ママ友(パパ友)が増えた。
- 学校の内部事情や情報が得られた。
- 先生たちとの距離が近くなった。
それまで話したことのない人とも、PTAのお仕事をきっかけに、話が出来る仲になりました。
運が良かったのか、協力的で、良い人も多かったんです。
学年関係なく交流できるので、学年が上がれば何がどう変わるのか、担任じゃない先生の様子や子ども同士の友人関係など、色んな情報を得ることが出来ました。
また、学校の内部事情もちょっと詳しくなったり。
次年度の大きな行事の日程をいち早く知れたのは、スケジュール調整をする上でとても便利でした。
先生たちとも何かと話す機会が出来るので、授業だけでは見えない人柄も知れました。
色々な面でやって良かったと思いますよ。
PTAへの考え方。しんどくならない心構えとは?
- 親は観客ではない。本来、学校に協力するのは当たり前のこと。
- 自分が出来ることを、出来る範囲でやればいい。
- 世間にはいろいろな人がいる。
私も積極的にPTAをやりたいと思っている人間ではありませんが、①の意識は大切だと思います。
役員・委員ではなくても、協力しなきゃいけない場面は必ずありますし、「誰かがやってくれるだろう」という”観客”意識があると、たぶん全てが面倒になります。
とはいえ、人には得意不得意もありますし、物理的に無理なこともあるでしょう。
人間関係なんかは運の要素も強いです。
ですから、無理は絶対にせず、自分が出来ることを協力的にやればいいのではないでしょうか。
また、色々な人がいると思うことも大切ですね。
時には嫌な人がいたとしても、何かこちらから見えない事情があるのかもしれないですしね。

割り切りも大切。大人の対応をしよう。
まとめ
今回は、自分が経験した小学校PTAの体験談やしんどくならない考え方などをお伝えしました。
役員・委員を経験した上で言えるのは、ネット上で言われるような噂とは違う面もあったし、良いことも意外にあるということ。
必要以上に不安を感じることもないし、ネットで変に知識を入れるより、身近な先輩ママさんなどに詳しく聞くなど、リアルな声を大切にした方が良いのではないでしょうか。
ただ、私が書いたこのPTAの経験とは、全く事情が違う学校も多数あると思いますので、その点だけは覚えておいてくださいね。
PTAは良いイメージが無いかもしれませんが、やってみたら達成感もあり、意外に楽しいですよ。